git tag

git tagの使い方は、日曜プログラマだとたまにしか使わないので備忘メモ。

一覧を表示する

git tagとするだけでよい。
表示順はアルファベット順。

特定のタグを表示することもできる。
それには-lに続けてワイルドカード指定すればよい。
-l--listの略。

$ git tag -l "v1.8.5*"
v1.8.5
v1.8.5-rc1
.
.

tag操作

さあ本題。

tagの種類

タグには簡易タグ(lightweight)と、注釈タグ(annotated)の二種類がある。
簡易タグは特定のコミットへのポインタなだけ。
一方、注釈タグはGitデータベースにガッチリとデータの保存される本格的なもの。
チェックサム、タグを作った人等々のデータが保存される。

注釈付きタグの作り方

tag-aを添えて実行すればいいだけ。
また、この際に-mでメッセージを追加できる。
指定しなければエディタが立ち上がる。

$ git tag -a v2.0 -m "new versoin"
$ git tag
(略)

注釈付きタグの詳細確認

git tag show v2.0などとすると確認できる。
思ってたよりも大量のデータが出てきて驚く。

簡易タグの作り方

単にタグ名を添えてgit tagを実行すればいいだけ。

$ git tag v2.0-2
$ git tag
(略)

あとから特定のコミットにタグを作る

コミットチェックサムを指定してタグを作れば良い。

$ git log --pretty=online
(としてコミットを特定)
$ git tag -a v2.1 6d55a
$ git show v2.1
(略)

タグ削除(ローカルのみ)

-dオプションでタグ名を指定すればOK。

特定のタグをチェックアウトする

git checkout <タグ名>でできる。

もしもそこで更新を加えコミットしたいなら、新しいブランチを作る。

$ git checkout v2.0.0
(更新)
$ git checkout -b version2 v2.0.0
(略)