「みんなが知りたいシステム情報表示ツール」neofetchがカックイイのでメモ。
FreeBSDの皆さんはbsdinfoも。
neofetch
neofetchとは以下の特徴を備えたシステム情報表示ツールである。
- 「みんなの知りたい情報」を表示する
- 表示する情報はカスタマイズ可能
- 原則、ASCIIベースなので、ターミナルで表示できる
- 中身はbashスクリプトなので軽い
- インストールにあたって依存がほとんどない
画面はこちら。
インストール
neofetchのサイトを見る。
たいていのOSでコマンド一発でインストールできる。
FreeBSDならpkg install neofetch
。
インストールしたらneofetch
とタイプするだけでよろし。
設定ファイル
取って出しでも困らないが、細かい設定をしたければ設定ファイルを変える。~/.config/neofetch/config.conf
がそう。
中を見ればいい。
いろんな情報を表示させたり、させなかったりできる。
すごい量があるよ。
bsdinfo
neofetchに似たようなものに、bsdinfoがある。
設定はできないけど、入魂のAA(アスキーアート)がかっこいいね。
githubで公開されている。
pkgにはないので、自分でコンパイルする必要がある。
以下、メモ。
git clone
。
$ git clone https://github.com/samupl/bsdinfo.git
Cloning into 'bsdinfo'...
remote: Enumerating objects: 101, done.
remote: Total 101 (delta 0), reused 0 (delta 0), pack-reused 101
Receiving objects: 100% (101/101), 326.64 KiB | 507.00 KiB/s, done.
Resolving deltas: 100% (47/47), done.
$
で、githubにある手順の通りmake
。
$ cd bsdinfo
$ make
NSTALL_EXEC bsdinfo /bin/bsdinfo
make: exec(NSTALL_EXEC) failed (No such file or directory)
*** Error code 1
Stop.
make: stopped in /usr/home/doe/files/bsdinfo/bsdinfo
$
オーノー。失敗。
同じディレクトリにあるconfigure
の中身を見ると、以下の行がある。
このせいだね。
_cc='gcc';
そこでCC=cc
とし、ついでに--x256
も付けてconfigure
。--256
は、xterm-256(つまり色がきれいな)版にするためね。
$ CC=cc ./configure --x256
$ make
clang -lkvm -lc -O2 -pipe bsdinfo-xterm-256.c -o bsdinfo
<snip>
7 warnings generated.
$
Warningがいくつか出たけど、bsdinfo
が同じディレクトリに出来る。make install
とすれば/usr/local/bin
に置いてくれる。
ワイの場合は~/binでいいかな。そこにコピーしておしまい。
neofetch
みたいには設定できないようね。
以上。