「みんなが知りたいシステム情報表示ツール」neofetchがカックイイのでメモ。
FreeBSDの皆さんはbsdinfoも。

bsdinfo

neofetch

neofetchとは以下の特徴を備えたシステム情報表示ツールである。

  1. 「みんなの知りたい情報」を表示する
  2. 表示する情報はカスタマイズ可能
  3. 原則、ASCIIベースなので、ターミナルで表示できる
  4. 中身はbashスクリプトなので軽い
  5. インストールにあたって依存がほとんどない

画面はこちら。

neofetch

インストール

neofetchのサイトを見る。
たいていのOSでコマンド一発でインストールできる。
FreeBSDならpkg install neofetch
インストールしたらneofetchとタイプするだけでよろし。

設定ファイル

取って出しでも困らないが、細かい設定をしたければ設定ファイルを変える。
~/.config/neofetch/config.confがそう。
中を見ればいい。
いろんな情報を表示させたり、させなかったりできる。
すごい量があるよ。

bsdinfo

neofetchに似たようなものに、bsdinfoがある。
設定はできないけど、入魂のAA(アスキーアート)がかっこいいね。

bsdinfo

githubで公開されている。
pkgにはないので、自分でコンパイルする必要がある。
以下、メモ。

git clone

$ git clone https://github.com/samupl/bsdinfo.git
Cloning into 'bsdinfo'...
remote: Enumerating objects: 101, done.
remote: Total 101 (delta 0), reused 0 (delta 0), pack-reused 101
Receiving objects: 100% (101/101), 326.64 KiB | 507.00 KiB/s, done.
Resolving deltas: 100% (47/47), done.
$

で、githubにある手順の通りmake

$ cd bsdinfo
$ make
NSTALL_EXEC bsdinfo /bin/bsdinfo
make: exec(NSTALL_EXEC) failed (No such file or directory)
*** Error code 1

Stop.
make: stopped in /usr/home/doe/files/bsdinfo/bsdinfo
$

オーノー。失敗。
同じディレクトリにあるconfigureの中身を見ると、以下の行がある。
このせいだね。

_cc='gcc';

そこでCC=ccとし、ついでに--x256も付けてconfigure
--256は、xterm-256(つまり色がきれいな)版にするためね。

$ CC=cc ./configure --x256
$ make
clang -lkvm -lc -O2 -pipe bsdinfo-xterm-256.c -o bsdinfo
<snip>
7 warnings generated.
$

Warningがいくつか出たけど、bsdinfoが同じディレクトリに出来る。
make installとすれば/usr/local/binに置いてくれる。
ワイの場合は~/binでいいかな。そこにコピーしておしまい。

neofetchみたいには設定できないようね。

以上。