Pythonのエディタとして、長らくIDLEを使っていたけれども、Sublime textに巡り合って満足した。
導入方法について記す。

日曜プログラマのコードエディタ

俺みたいな日曜プログラマは間欠泉的にコードを書く。
つまり日常的にコードを書くわけではないので、文法やらなにやら、すぐに忘れてしまう。
こういう人々にとっては、コードを書くための支援や補助があるエディタは非常にありがたい。
となると、一番に候補に挙がるのはEclipseであるが、日曜プログラマはそんな重量級のIDEを使うほど必死でもない。
となると高機能なテキストエディタくらいがちょうど良いのである。
sublime textは、そんな要望にピッタリであった。

sublime textとは

「コードを書くための洗練されたテキストエディタ」だそうで。
追加機能はパッケージシステムで実現されていて、駆使すれば驚くようなことができる。
sublime textは$70であるが、お金を払わずとも使用はできる。
Windowsでも、Macでも使える。

インストール

http://www.sublimetext.com/3

上記からダウンロード、インストールすればよい。
2と3があり、3はベータの段階であるが、まあ3でよいでしょう。
ポータブルバージョンもあるのが嬉しい。
しかし、本体インストールだけでは単なるテキストエディタ。
続けてパッケージシステムを有効にして、パッケージをいくつかインストールする。
その前に。

書いたコードの実行はCtrl + B

そのまま。
コードを書くエディタにテキストエディタを選んだときの一番の欠点は、コードの実行である。
テキストエディタで書いて、ターミナル/コマンドプロンプトを開いて実行し、またエディタに戻って…というのが苦痛。
これが嫌で、かといって重量級IDEも嫌で、しょうがなくPython付属のIDE(?)であるIDLEをしばらく使っていた。
もちろん、テキストエディタでだって、コードを実行することもできる。
しかしそれには(俺にとっては)面倒な設定が必要なんだが、Sublime textならCtrl + Bだけで済む。もちろんpython等がPATHに入っている必要はあるけれども。
ではパッケージの話へ。

パッケージシステムの有効化

パッケージシステムを有効にするには、sublime textでコマンド実行する必要がある。
そこだけ聞くと面倒そうだが、意外に簡単。

ctrl+` と叩くか、View > Show Console。
現れた欄に https://packagecontrol.io/installation にあるコードを貼り付ける。

同サイトに以下の警告がある通り、必ずサイトからコードをコピーすること。

Warning: Please do not redistribute the install code via another website. It will change with every release. Instead, please link to this page.

パッケージのインストール

さっそくパッケージをインストール。
Preference > Package Control > Install Package と進むか、Ctrl + Shift + P  と叩き、さらに"install"とタイプ、リターン。
インストール可能なパッケージが並ぶので、カーソルで選んでリターンを押すだけ。
どのパッケージをインストールするか。
最初は以下のページからザクザクインストールしたらよい。不要なら無効にできるしね。

パッケージ人気ランキング
https://packagecontrol.io/browse/popular

以下、パッケージの説明。

おすすめパッケージ

SublimeLinter
http://sublimelinter.readthedocs.org/en/latest/
Sublime​Linter-pep​8
https://packagecontrol.io/packages/SublimeLinter-pep8
SublimeLinterは書式をチェックしてくれる(Linter)もの。
追加で言語パッケージを入れる必要がある。pep8はPython用。

SideBarEnhancements
https://packagecontrol.io/packages/SideBarEnhancements
Sublime Textは、左側ペインにファイルのリストが表示される。ここでの操作を強化するパッケージ。

Theme-Soda
https://packagecontrol.io/packages/Theme%20-%20Soda
テーマですね。テーマはSublime text全体の見た目を、カラースキームはコード表示を決める。

BracketHighlighter
https://packagecontrol.io/packages/BracketHighlighter
カッコを強調表示。

SublimeCodeIntel
https://packagecontrol.io/packages/SublimeCodeIntel
コード補助だけど、ちょっと鬱陶しいかも。

Alignment
http://wbond.net/sublime_packages/alignment
イコールの場所を揃えてくれる。
以下はWindowsの日本語関係

ConvertToUTF8
https://packagecontrol.io/packages/ConvertToUTF8

IMESupport
https://packagecontrol.io/packages/IMESupport