<a href="http://d.hatena.ne.jp/asin/4532313775" class="asin"><img src="http://ecx.images-amazon.com/images/I/41lUWPM5dyL._SL75_.jpg" alt="フラット化する世界 [増補改訂版] (上)" title="フラット化する世界 [増補改訂版] (上)" class="asin" /></a>



いまさら読んだ。



前作、「レクサスとオリーブの木」はいろいろと鼻についたけど、こっちは面白い。



上巻は、なぜ世界はフラット化したかという話。



ある意味、後から何とでも言える話なので、むしろフラット化した世界でどうしよう、という第二部からの方が本題と思う。



が、第1部でも面白いところはいくつかあった。



ウォルマートの、店でモノが売れた瞬間にメーカへフィードバックするプロセスがすごい。プロセスはなかなか真似できないからね、という話。



フラット化したことで、誰でも「アップロード」が出来るようになったけど、これって肉体労働だからなかなか厳しいよね、という話。



特に後者は、しょうもないブログを書いてると心の底から同意する。



これって、今後もアップロードするごく僅かな人と、それを消費する多数の人に分かれるんじゃないのかな。



そして2部。



この世の中、国でも企業でもなく、個人レベルでグローバル化しないと生き残れないぜという話。



彼が考えるところの生き残る人の条件。



・マネジメントのできる人。まとめ役、対外的な説明役



・バーサタイリスト。スペシャリストでもゼネラリストでもない。技術もあって対外交渉力もある人。



・後は最後の最後に一味つけられる人。