XFCE4をインストールした。



ついでなので[この記事](http://d.hatena.ne.jp/flageo/20071125/p1)のアップデートを兼ねつつXを入れるところからメモ。






条件は以下の通り。
ではスタート。






◎Xのインストール



portsでインストールすると時間がかかるのでpackagesにする。それでもデフォルトだと米国あたりのサーバにftpしてしまうので、設定を変更する。ちなみにftp2.jp.freebsd.orgはftp.iij.ad.jpのことである。
# sh
# PACKAGEROOT="ftp://ftp2.jp.freebsd.org";export PACKAGEROOT
# pkg_add -r xorg
Fetching ftp://ftp2.jp.freebsd.org/pub/FreeBSD/ports/i386/packages-7.2-release/Latest/xorg.tbz... Done.
Fetching ftp://ftp2.jp.freebsd.org/pub/FreeBSD/ports/i386/packages-7.2-release/All/xorg-docs-1.4,1.tbz... Done.
(略)
これでXのインストールは完了。



◎Xの設定(前段)



続いて設定。今のXは(そのままだと)HALに依存しているのでhaldを起動する。なおこのとき、mouseデーモンが動いていると問題になるのでmousedは止める。






/etc/rc.confに以下の行を追加。dbusとhaldの順番は必ずこの通りにすること。haldの起動に先だってdbusが動いていないとダメだから。各[rcスクリプトには依存がある](http://d.hatena.ne.jp/flageo/20081221/p1)ので注意。
moused_enable="NO"
moused_nondefault_enable="NO"
dbus_enable="YES"
hald_enable="YES"
HALのための[キーボード設定を行ったら](http://d.hatena.ne.jp/flageo/20090318/p1)、HALをスタート。



念のためmousedを止める。(下の例ではmousedは動いていないけど)
# /etc/rc.d/moused onestop
moused not running? (check /var/run/moused.pid).
# /usr/local/etc/rc.d/dbus start
Starting dbus.
# /usr/local/etc/rc.d/hald start
Starting hald.
◎Xの設定



rootでいきなりstartxとやって素っ気ないtwmが表示されればOK。



画面が真っ暗なままになったら、慌てず騒がずAlt+1とかCtrl+Alt+Backspaceとかする。



そのうえでググる。






昔ならXorg -configureでxorg.confを作るところだが、これが今では曲者で、ろくな設定ファイルを作ってくれない。特にVGAが[Intelだったりすると最悪だ](http://d.hatena.ne.jp/flageo/20090418/p1)。



なので、うまく行かない場合にはXorg -configureのxorg.confをベースに、ググった結果を追記したほうがいいと思う。






◎サウンドカードの設定



[ここ](http://d.hatena.ne.jp/flageo/20071125/p1)を参照。






◎Xfceのインストール



xfce4のインストール。ついでにVLゴシックフォントも入れる。FEP(て言うのか?)も入れる。今ならuim-gtkとja-uim-anthyでOK。
# pkg_add -r xfce4 ja-vlgothic uim-gtk ja-uim-anthy
Fetching ftp://ftp2.jp.freebsd.org/pub/FreeBSD/ports/i386/packages-7.2-release/Latest/xfce4.tbz... Done.
Fetching ftp://ftp2.jp.freebsd.org/pub/FreeBSD/ports/i386/packages-7.2-release/All/icons-tango-0.8.1_1.tbz... Done.
(略)
◎Xfceの設定



普段使うユーザでホームディレクトリの.xinitrcに以下の行を追加。
LANG="ja_JP.UTF-8";     export LANG
export GTK_IM_MODULE=uim-anthy
export XMODIFIERS='@im=uim-anthy'
exec uim-xim &
exec xfce4-session
なお、自ホストのIPアドレスを引けないとXfceの起動時に怒られる。固定IPアドレスならともかくDHCPで自動取得してる場合には127.0.0.1あたりに書いておけばOK。






/etc/hosts(青字が追記部分)
127.0.0.1               localhost localhost.my.domain harukiya.local
以上。



あとはstartxで起動して、好きなアプリケーションを入れる。






日本語入力に関しては、Xfce4の設定マネージャ>入力メソッドから、全体設定>入力方式の利用準備>標準の入力方式を指定>標準の入力方式でanthyを選ぶ。