Turboなんて今では下り坂のLinuxだが、会社から幾ばくかの報奨金が出るのでトライして無事合格。



しかしLinux周りの「知識」を問われるようなケースが多くて、この認定そのものには全く意味がないと思う。



LPICもたいがいだったけど、これに比べればまだあちらの方がましだった。



問題集としては、IDGという出版社から出ている「直前必修問題集」しかない。この時点ですでに嫌な雰囲気だ。つまり誰も注目してないという証拠だから。しかも、俺の受けるバージョンに対応した本はすでに絶版だった。先に調べろよ俺。いやまて曲がりなりにも認定試験が継続してるのに絶版されちゃうって何よ。



しかし報奨金目当てなので中身についてはどうでもいい。くだんの本は最寄りのブックオフ100円コーナーに転がっていたのでゲット。



Turbo Linuxも仮想環境に評価版を入れて使っ…てみようとしたが、デスクトップ環境の醜悪さが受け付けず即消去して、勉強は問題集一本に絞ったんだがこの問題集がまたひどい。



「WWWは20年前から存在する。正しいか否か。」歴史の勉強…。つか、こんな絶対値で年を指定していいのか?



「Turbo Linuxのカーネルは一つである。正しいか否か。」何を言っているのか分からない。*1



「パスワードを忘れてしまったユーザのために再設定をした。管理者の仕事として正しいか。答え: 正しくない。そもそもそんなことがないようユーザを教育せよ。」いやいやいや。



この恐ろしい問題集であるが、冒頭のページにターボリナックスが直々に推薦文を書いている。お墨付ということです。こんな明後日方面の問題が出たら正直合格する自信なんてないと直前まで戦々恐々とした。



いざ受けてみたら問題は素直で安心したっていうか問題集は全然意味ねーじゃねーか。心配して損した。



しかも問題集ではろくに扱われていなかったturbotools(Turbo Linuxの管理ツール)が結構出た。そこはさっぱり分からなかった。