2chのFreeBSD関連スレを徒然に眺めていたら出てきたgrdc。
コンソール画面いっぱいにデジタル時計を表示するコマンドで、なんだかすごく衝撃を受けた。
こんなのがあるとは知らなかった。
ただ、コマンドがgamesに属するので、FreeBSDをインストールしたときのオプションによってはgrdcがインストールされていない場合もある。
俺の場合もそうだった。
インストールする方法はいくらでもあるが、俺はソースだけは全部インストールしておいたので、コンパイル後インストール。
[flageo@xxxxx /usr/src/games/grdc]$ ls
Makefile grdc.6 grdc.c
[flageo@xxxxx /usr/src/games/grdc]$ sudo make
(中略)
[flageo@xxxxx /usr/src/games/grdc]$ ls
Makefile grdc.6 grdc.c
grdc grdc.6.gz grdc.o
[flageo@xxxxx /usr/src/games/grdc]$ sudo make install clean
install -s -o root -g wheel -m 555 grdc /usr/games
install -o root -g wheel -m 444 grdc.6.gz /usr/share/man/man6
rm -f grdc grdc.o grdc.6.gz grdc.6.cat.gz
[flageo@xxxxx /usr/src/games/grdc]$
オプションは-sでスクロール、-tで12時間フォーマット、数字nを引数で与えてやるとn秒後にストップする。ただスクロールさせると表示が間に合わないかもね。とのこと。なんだそれ。
容量確保とか、ビルドの時間を短くしたいとかで、gamesはいつも削除の対象にしていたが、改めて/usr/src/gamesを眺めてみると大した量はない。そういえばgames配下のものは、可能な限りportsに移したという話を聞いたこともある。FreeBSD自体の考えでは、ベースシステムとそれ以外を厳密に分ける。結果として、いまだにperlがベースに入ってないくらいなので、無駄なものが入っていればすぐにやり玉にあがったろう。
そういったわけで、/usr/src/gamesの下でmake install cleanして全部のコマンドを入れた。
中でも有名なのはfortune。
さっそくインストールして実行してみた。(訳俺)
ウェイター「コーヒーと紅茶、どちらになさいますか?」
客A 「紅茶がいいね」
客B 「僕も。カップが清潔か、きちんと確認してくれたまえ。」
数分後
ウェイター「紅茶を二つお持ちしました。清潔なカップを頼まれたのはどちら様ですか?」
…。
あとは文字列をパンチカードに変換するとか、カエサル暗号化するとか、すてきなコマンドがあった。