UbuntuにiTunesサーバであるmt-daapdを入れた俺メモ。



詳細はググれば大量に出てくるのでポイントだけ。



mt-daapdは、パッケージからインストールすると、というかそもそもUTF-8にしか対応しておらず、Shift-JISで投入されたID3タグが化けるので、偉い人が作ったパッチを使用しつつソースからインストール。



[http://sourceforge.net/projects/mt-daapd](http://sourceforge.net/projects/mt-daapd)



ここからソースをダウンロード。



[http://www.kzsoft.to/~kazu/mt-daapd/](http://www.kzsoft.to/~kazu/mt-daapd/)



ここからパッチをダウンロード。



ソースを展開し、ディレクトリに降りたら、patchコマンドへ-p1オプションに続けてパッチのファイル名を与える。



あとは$ ./configure, $ make, # make installで終了。



デフォルトのインストール先である/usr/localから変更したいとき、その他オプションを変更したいときは、./congiure -helpを参考に。



つかgccがあるのに、configureに「実行バイナリを作成することが出来ません」などと言われて頭を抱えたが、build-essentialというパッケージを入れて解決。



なお、id3tag, gdbmのヘッダも要求されたので、libgdbm-dev、libid3tag0-devも入れた。



何か足らなきゃ./configureが怒るので、そのメッセージを参考に。



デフォルト設定では/usr/local/sbinにmt-daapdがインストールされる。



また、設定ファイルは/etc/mt-daapd.conf。



変更したのはweb_root, admin_pw, mp3_dir, servernameぐらい。
  $ grep ^[^\ #] /etc/mt-daapd.conf



  web_root /usr/local/share/mt-daapd/admin-root



  port 3689



  admin_pw foobar



  db_dir /var/cache/mt-daapd



  mp3_dir /export/daapdir



  servername foo



  runas nobody



  playlist /etc/mt-daapd.playlist



  extensions .mp3,.m4a,.m4p



  $
mp3_dirで指定したディレクトリにmp3を入れたらmt-daapdを起動。



あとはクライアント側のiTunesがサーバを勝手に見つけてくれる。



なお、設定ファイル上のrescan_intervalを有効にしておけば、ここで指定した秒数ごとにmp3_dirをチェックし、曲リストを更新してくれる。



逆に、有効にしていない場合には、mt-daapdを再起動するか、ポート3689にhttpで繋いで表示される管理画面からrescanしなければ更新されない。



せっかくなので、上記で指定したディレクトリをsambaで公開して、mp3の追加もやりやすくしておく。mp3プレーヤーでもアクセス出来るし。



これで使用してみたところ、iTunes上ではタグも化けてないようだが、不安なら[easytag](http://easytag.sourceforge.net/)などでUTF-8に変更してもいいのかも。