某試験の三つめを本日受けて、無事通過。
あと一つでこの試験も終了だから、ゴールがやっと見えてきてホッとしている。
会場は[アールプロメトリック](http://www.prometric-jp.com/)のもので、俺の受けているような技術系試験だけではなく、さまざまな分野の試験も行っている。それだけに、いろんな人がいてちょっと面白い。大抵は俺と同じような者ばかりだが、今日は中年と思われる女性を見かけた。前回はとても若い女性。前々回はかなり年配の男性。
何の試験を受けるのだろう、とあれこれ考えたりする。
そういった様々な人々と、試験直前に定型の説明や注意事項を一緒に聞いて別室に移るのだが、後は当然ながら別行動で、各々のブースでそれぞれの試験をこなし、各自まばらに退室していく。
始まりだけ一緒で、後は各人各様、という一連の流れが、俺にはなぜだか妙に面白く感じられるのと、会場のある鄙びた雑居ビルや、会場内の、おそらく緊張した先人達の汗が染みこんだと思われる、ちょっと触感の粘っこいマウスが相まって、この試験は何だか俺の中で存在感を増してきているのであった。
あと一回で、この試験会場に来ることも無くなるなと思うと、ちょっと寂しい気もするなと、桜木町をブラブラして帰るとメールが一通、試験主催団体から来ていて、そのサブジェクトが
「受験ありとうございした」
おそらくエンコーディングのミスであろうが、外国人の喋るカタコトの日本語(例「アリガトマシター」)のようなメールを見て、ますます試験が名残惜しくなったのであった。
でも試験は落とさん。